フィギュアスケートの世界選手権(25年3月、米ボストン)代表に内定した選手が23日、大阪・門真市内で会見。22日に全日本選手権(東和薬品ラクタブドーム)が閉幕し一夜明け、男子シングルで優勝した鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は「世界選手権には3回出ていて、銀メダル。そろそろ、金メダルに向けて頑張りたい。オリンピックの枠取りもかかっているので、まずはやるべきことに集中したい」と意気込みを語った。
全日本は7位だった佐藤駿(エームサービス・明大)も、今季の成績から内定。「全日本で悔しい結果に終わってしまった。その結果を踏まえて、世界選手権では最後まで笑顔で滑りきりたい」と決意。初出場となる大舞台へ「(五輪)枠を取ると同時に、表彰台を目指して頑張っていきたい」とした。
3枠目は、全日本で3位の壷井達也(シスメックス)。「実力的に自分がふさわしいか、まだ整理できていない」としつつ「こうして選ばれたからには、世界選手権に向けて残り3か月、全てをスケートに捧げたい。来年の五輪の枠取りに、少しでも貢献したい」と力強く語った。