《喫煙・飲酒でパリ五輪辞退》体操女子の宮田笙子選手、400年の歴史誇る寺院の母親が明かした現在「まだ実家にも帰ってきていません」

パリ五輪で金メダル18個、メダル総数43個とともに海外開催のオリンピックで最高記録を更新した日本代表。そんな五輪の開幕直前に起きたのが、体操女子・宮田笙子選手(20)の出場辞退騒動だった。宮田選手は当時19歳で日本代表主将に選ばれていた。

宮田選手は20歳の誕生日を迎えていなかった今年7月、都内のナショナルトレーニングセンターで飲酒や喫煙をしていたことが発覚。日本体操協会が定める代表選手の行動規範などに違反したことが確認されたとして、宮田選手はパリ五輪出場を辞退することになった。合宿地から緊急帰国した宮田選手の辞退をめぐっては、「厳しすぎる」「当然のこと」などと日本国内でも意見が大きく割れた。

そんな宮田選手は9月7日、佐賀で行われた「国民スポーツ大会」で復帰し、福井県の成年女子代表として出場。チームを優勝に導いた。

「喫煙、飲酒騒動後、初めて出場した公の大会で、本人はウォーミングアップ中から涙が止まらないようでした。演技では競技に集中し、得意の床では、最後の着地を決めると、両手で顔を覆ってチームメートと抱き合い、涙を流していました」(スポーツ紙記者)

20歳の誕生日を迎えた9月21日、宮田選手はバラの花束を抱えた写真とともに、母の言葉を投稿に添えていた。

《失敗を数多く経験したからこそ、いろいろな視点から物事をみられるようになる。立ち上がるために支えてもらった手をわすれず、あなたもまた人に優しく、誰かを助けられるように。20歳おめでとう。母》

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