【有馬記念】ダービー馬ダノンデサイルは逃げて3着 横山典弘騎手はサクラローレル以来28年ぶりVならず

3着に敗れたダノンデサイル(左)

◆第69回有馬記念・G1(12月22日、中山・芝2500メートル、良)

一年の総決算となる冬のグランプリは15頭(ドウデュースは出走取消)によって争われ、横山典弘騎手が騎乗した単勝2番人気のダノンデサイル(牡3歳、栗東・安田翔伍厩舎、父エピファネイア)は最内枠からハナを奪って逃げたが、最後の直線で差されて3着に敗れた。

菊花賞6着から参戦したが、日本ダービー以来となるG1・2勝目はかなわず。日本ダービー馬の3歳時の有馬記念制覇なら、グレード制を導入した1984年以降で11年オルフェーヴル以来の5頭目だった。横山典弘騎手は1996年サクラローレル以来となる28年ぶり2勝目が懸かっていた。

戸崎圭太騎手が騎乗した単勝5番人気のレガレイラ(牝3歳、美浦・木村哲也厩舎、父スワーヴリチャード)が勝った。勝ち時計は2分31秒8。

写真判定になった鼻差の2着がクリスチャン・デムーロ騎手騎乗の10番人気で大外枠だったシャフリヤール(牡6歳、栗東・藤原英昭厩舎、父ディープインパクト)だった。

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