【東京大賞典】3歳フォーエバーヤングが坂井瑠星騎手と国内無双のG1級3勝目(スポーツ報知)|dメニューニュース

東京大賞典を制したフォーエバーヤング(カメラ・池内 雅彦)

◆第70回東京大賞典・G1(12月29日、大井・ダート2000メートル、良)

2024年を締めくくる地方競馬の大一番は10頭立てで争われ、1番人気で坂井瑠星騎手騎乗のフォーエバーヤング(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)が、米G1・ブリーダーズCクラシック3着以来の一戦で、G1級3勝目を挙げた。好スタートから道中は2番手をがっちりキープ。3コーナーから動き始め、直線半ばで先頭に立つと、後続の追い上げを振り切った。勝ち時計は、2分4秒9。

昨年10月にデビューVを決めた後は、JBC2歳優駿・Jpn3、全日本2歳優駿・Jpn1と3連勝。年が明けると中東に遠征し、サウジダービー・G3、UAEダービー・G2まで5連勝。5月の米G1・ケンタッキーダービーは小差3着に敗れたが、10月のダート3冠最終戦・ジャパンダートクラシック・Jpn1を制し、世代トップに君臨した。11月の・米G1・BCクラシックでは日本馬最先着の3着で2度目の敗戦を喫したが、国内では無双状態だ。 ウマ娘で知られるサイバーエージェント社長の藤田晋オーナーにとってもG1競争の初制覇となった。

3歳馬のVは、のちに4連覇することになる18年のオメガパフューム以来。95年に中央との交流となって以降では、2002年ゴールドアリュール、04年アジュディミツオーを含む4頭目。

2着は2番人気のウィルソンテソーロ(川田将雅騎手)、3着は4番人気のラムジェット(三浦皇成騎手)だった。

坂井瑠星騎手(フォーエバーヤング=1着)「(圧倒的な1番人気に横綱相撲で応えた)はい。これで無事に年越しできます。(ブリーダーズC以来の実戦でしたが)正直、前回はすごく良かったので、まだ本調子とは行かないなかで、8割ぐらいかなというイメージでいました。(好スタートを切った)前回の競馬でかなり前半で行かす競馬をしたので、それを馬が覚えていたようで飛び出すようなロケットスタートでした。(3コーナーで少し早く手が動いていたように見えたが)その辺がちょっとまだ状態が完璧ではないなというところで、世界一になるにはあの辺が課題かなと思いますけど。(直線でライバルが迫ってきたときは)負けないとは思いましたけど、今後のことも考えてしっかり追って、よくしのいでくれました。(3歳で勝ちました。来年は古馬としてどんな夢を?)国内では初めて古馬の一線級と戦うことにはなりましたけど、世界一を目指している馬なので、日本では負けられない気持ちでしたし、来年世界のチャンピオンになれるようにこの馬と頑張っていきたいです。(自身も全世界で活躍した一年だった)数はたくさん勝たせていただききましたけど、世界の大舞台で勝ちきれなかったですし、その辺がまた来年頑張らなきゃいけないですけど、今年の締めくくりを大井で勝てたというのが何よりうれしいです。(ファンへメッセージを)今年は応援していただいてありがとうございました。来年も活躍できると馬だと思うので、来年もフォーエバーヤングの応援よろしくお願いします」

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *