【RIZIN】朝倉未来vs.平本蓮は事前にドーピング検査あり、『THE MATCH 2』実現の過程と構想を榊原CEOが語る(ゴング格闘技) – Yahoo!ニュース

東京ドーム『THE MATCH 2』での再戦が決まった平本蓮と朝倉未来

2025年5月4日(日)東京ドームでの開催が決まった『THE MATCH 2』。そのメインイベントで行われる朝倉未来(ジャパントップチーム)vs.平本蓮(剛毅會)の再戦について、2024年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN DECADE』の大会終了後に榊原信行RIZIN CEOが語った。 【写真】東京ドームの映像をバックに立つ平本蓮と朝倉未来 いつくらいから構想があったのかという質問に、榊原CEOは「夏くらいですね。再戦ということに関して言えばいろいろな事件が世の中に賛否含めて渦巻いていたので、どうなのかなと思うところもありましたけれど、僕の中ではケチがついてしまったモヤモヤ感も含めて再戦するしかないんじゃないかと。いろいろ世間で騒がれている中でドーピングの結果が出るのを待っている時から、これは再戦するしかないんじゃないかと思っていましたね」と、7月28日の『超RIZIN.3』にて両者の対戦が行われ、その後に平本のドーピング疑惑が持ち上がった時から考えていたという。 朝倉が引退を表明していることもあり、交渉は難航したのではと聞かれると「朝倉未来が負けたわけじゃないですか。で、ドーピングの結果が白と出て。未来はぜひ再戦したいという気持ちも持っていましたし、ファンからもそういう声が届いていて、僕の方からも再戦するべきじゃないかということに対しては、機運が高まって求められているなら僕はやりますよと気持ちを伝えてくれて。それを平本蓮にはそのまま伝えました。平本選手も望むところだと」と、両者が再戦を望んだとした。 そこで「いずれにしてドーピング問題でケチがついたので、5月4日の前にキチっとドーピング検査の結果を、事前にお互いにいつでもいいと言っているので、それは白黒付けさせていただいたうえで5月4日に再戦ということで。公明正大なモヤモヤ感のない形で進められるようにしたいと思います」と、今回は事前にもドーピングチェックを行うと発表。 「今回からすでに年内にはとお伝えしていたように、ドーピングのポリシ―を変えました。ルールミーティングでもドクター陣から説明をしていただき、一歩踏み込んだ形でのドーピングのポリシーが決まって、これは未来と蓮の試合に関わらず普段RIZINで行う試合もさらに厳しくなる。それに準じてドーピングチェックをします。ただ、今回の未来vs.蓮に関しては大会当日ということではなく、かなり早いタイミングで何回かに分けるのか、その辺はドクター陣とも話して事前に明確にしておきたい。それは両選手とも了解をとっています」 『THE MATCH』という名称を選んだ理由は「2022年に天心と武尊で付けさせていただいたタイトルなんですけど、これはTHE MATCHにふさわしいと思ったんですね。未来と蓮の再戦は。だからTHE MATCHというものは僕らの中の勝手なこだわりかもしれないけど、東京ドームでやるものをひとつ際立ったカードがあって、THE MATCHと言えるカードがあってアンダーカードが並んでくるということで。そういう世界観でRIZINとは別線でさらにメガイベントな、2022年の幻想も引きずりながら格闘技界のお祭りをもう1回作れたらいいなという風に思った次第です」と説明。 2022年に那須川天心vs.武尊をメインに行われた『THE MATCH 2022』は立ち技のみの大会だったが、今回はどうなのか。 「MMAも立ち技も、これからですけれどルールはキックボクシングに限定することはもちろん考えてないので。未来と蓮がやるんですからこれは当然MMAでやりますので。かと言って全部MMAにするってことでもないかなと思っています。今日の雷神番外地の出来高も含めて、そういうところからTHE MATCHにつなげていくことも考えられると思います。RIZINという世界の中でのタイトルマッチとか、グランプリとか、その中の勝った負けたじゃない垣根を超えてルールも超えてアンダーカードにもインパクトのあるカードを並べたいと、そう思っています」と、これからの話となるが格闘技のお祭り的な内容にしたいとする。 大晦日に鈴木千裕からタイトルを奪取したクレベル・コイケが、『THE MATCH 2』でのタイトル防衛戦を希望していたが、と問われると「絶対(ないわけでは)ではないです。その中にRIZINのタイトルマッチがあっていいのかもしれないし。THE MATCHの時もそうですけれど、天心と武尊というカードを置いた後、どういう世界観でやるかっていう。あれも対抗戦をやろうと決めていたのではなく、まず天心vs.武尊を実現させるTHE MATCHとして世の中の人たちにご提案をした次第で。アンダーカードは結果、対抗戦になったということで。いずれにしても未来が再び復帰をして現役に戻ると。その最初の相手が平本蓮。それを決定して、どういう世界観で作り出していくかはもう少し考えていきたいと思います」と、いろいろなアイデアを考えていきたいとした。 朝倉未来が現役に戻るということで、1試合のみの復帰ということではないのかとの質問には「本人として結論付けているわけではないが、僕はそういう風に思っています。もう一度ここで蓮に負けたら引退すると未来は言うかもしれないですけれど、僕はこの試合をしっかりやり直して。ここからまだ未来も若いし、やり残したこともたくさんあるし、例えば蓮に勝てばそこから継続していくかもしれないし。負けたとしても彼を求めるファンの声がたくさんあると思うし、未来ともその辺をゆっくり話していきたいと思います」と、これからの話になると答えた。

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