政党(せいとう)から所属(しょぞく)議員(ぎいん)に支給(しきゅう)されるお金(かね)です。使(つか)い道(みち)を公開(こうかい)する義務(ぎむ)はなく、内容(ないよう)の分(わ)からない「ブラックボックス」と批判(ひはん)されてきました。自民党(じみんとう)だけでなく、立憲民主党(りっけんみんしゅとう)、日本維新(にっぽんいしん)の会(かい)など野党(やとう)も利用(りよう)してきました。自民党(じみんとう)は「党(とう)の勢力拡大(せいりょくかくだい)、政策(せいさく)の立案(りつあん)、調査(ちょうさ)研究(けんきゅう)の三(みっ)つの目的(もくてき)で支出(ししゅつ)される」と説明(せつめい)してきました。また、使(つか)い道(みち)を公開(こうかい)しない理由(りゆう)については▽もらう側(がわ)のプライバシー▽企業(きぎょう)・団体(だんたい)の営業(えいぎょう)の秘密(ひみつ)▽党(とう)の運営方針(うんえいほうしん)を他(ほか)の政治勢力(せいじせいりょく)や外国(がいこく)に見(み)られないようにする――などを挙(あ)げていました。