落語家の三遊亭小遊三が、5日放送の日本テレビ系の長寿演芸番組「笑点」(日曜・午後5時30分)を欠席した。司会の春風亭昇太が「今週も小遊三師匠がお休みですので、一之輔さんからお願いします」と、司会から最も近い席が定位置の小遊三を飛ばし、隣の春風亭一之輔にあいさつを促した。
小遊三は昨年12月22日の放送回で座布団10枚を達成。ところが24年最後の放送だった12月29日を欠席し、25年最初のレギュラー放送も不在。座布団一枚だけ置かれた“指定席”が映された。理由の説明はなかった。
番組の終盤、虎の子の2枚の座布団を没収された一之輔が、ちゃっかり小遊三の席にあった座布団を横取り。昇太から「おい!こら!小遊三さんの!それは」と怒られ、一之輔は「湿ってた」と言いながら座布団を戻していた。
X(旧ツイッター)では一時、昨年末に続き「小遊三師匠」がトレンドワード入り。「頑張って逃亡中なのか。体調不良ならご自愛くださいませ」「またいない…年末年始でこんなに小遊三をググった時はない」「座布団10枚の罪は深いのか」などと心配する声のほか「まだ釈放されてないのか」「塀の中で年越しか…」などブラックジョークも飛び交った。