住友電工 遠藤1区、阿部2区 1月1日、全日本実業団駅伝

2024/12/31 16:32

来年元日の全日本実業団対抗駅伝(群馬県庁発着=7区間、100キロ)の区間エントリーが30日、発表され、2連覇を狙うトヨタ自動車は3区にパリ五輪1万メートル代表の太田智樹を置き、最長区間の2区に鈴木芽吹、5区に西山雄介を配置した。

前回2位で2年ぶりの頂点を目指すホンダは2区にパリ五輪マラソン代表の小山直城がエントリー。2区は同五輪マラソン6位の赤崎暁(九電工)、マラソン日本記録保持者の鈴木健吾(富士通)も名を連ねた。

パリ五輪3000メートル障害8位の三浦龍司(SUBARU)は1区に登録された。

福島県関係では選手10人が【表】の通りエントリーした。

住友電工は学法石川高出身の遠藤日向と阿部弘輝がそれぞれ1区(12・3キロ)と2区(21・9キロ)を走り、たすきをつなぐ。

穴沢友崇(中央発條、会津学鳳高出身)は7区(15・6キロ)に起用された。相沢晃(旭化成、学法石川高出身)ら7人は補欠に回った。

■展望 新人の能力高いトヨタ ホンダもV争い、混戦か

群馬県庁発着の7区間、100キロに37チームが参加して行われる全日本実業団対抗駅伝は、前回王者のトヨタ自動車や、同2位のホンダが優勝争いの軸となりそうだが、混戦模様だ。

トヨタ自動車は前回優勝メンバーの登録は3人のみだが、1区の吉居大和、2区の鈴木芽吹ら能力の高い新人が加わった。鈴木は11月に1万メートルで日本歴代5位の好記録をマーク。3区に前回2区区間賞の太田智樹、5区には西山雄介が控える。

2年ぶりの優勝を目指すホンダも充実した戦力で、2区の小山直城、3区の伊藤達彦ら、前回出場者が5人走る。前回3位の旭化成も3区の葛西潤ら、実力者を擁する。

GMOインターネットグループは東日本実業団対抗駅伝を初制覇し、勢いに乗る。東日本と同様に、今季絶好調の1区吉田祐也が流れを引き寄せられるか。富士通は2区に鈴木健吾、3区に塩尻和也を配置。マラソンと1万メートルでそれぞれ日本記録を持つ2人の走りで、主導権を握りたい。

21・9キロで最長の2区にはマラソンの有力選手が多数出走。パリ五輪6位の赤崎暁(九電工)、9月に日本歴代2位の記録を出した池田耀平(花王)らによる区間賞争いにも注目だ。

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