米メディアが疑問を提示「最もチームに経済的で優しい契約を結んでいるのは」
ドジャース・大谷翔平投手は昨年オフに当時スポーツ史上最高額となる10年総額7億ドル(当時1014億円)の契約を結んだ。圧倒的な成績を残したことで「格安契約」との声があがるなか、2022年4月に7年1億4100万ドル(約220億4100万円)でガーディアンズと契約延長した32歳大型内野手に大谷を凌ぐ絶賛の声が寄せられている。
米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」の野球アカウント「B/R Walk-Off」は19日(日本時間20日)、自社X(旧ツイッター)を更新。「現在、球界で最もチームに(とって経済的に)優しい契約を結んでいるのは誰か」とファンに質問を投げかけた。
「オオタニが唯一の正解だ」「大差でオオタニ」といった声があがるなか、もっとも多くの称賛の声を集めたのがガーディアンズのホセ・ラミレスだった。今季打率.279、39本塁打、118打点、41盗塁をマーク。大谷翔平の50-50(50本塁打&50盗塁)ならぬ「40-40」まであと1本塁打に迫るなど、強烈なインパクトを残した。
契約延長後は3年間で毎年155試合以上は出場しており、その間は打率.280、92本塁打、324打点、89盗塁と安定して高次元の数値を記録。メジャー通算でも12年間で打率.279、255本塁打、864打点、243盗塁として、名選手に相応しい数字を叩き出している。
ファンからは「断然ホセ・ラミレス」「ホセ・ラミレスが簡単な答えだ」「ホセ・ラミレスだ。大差でね」「もし(ガーディアンズの)ホセ・ラミレスと人々が言わないなら、その人たちは野球をわかっていない」「ずば抜けてホセ・ラミレス」「即決でホセ・ラミレス」といった“推し”コメントは59個書き込まれていた。
また、次点で“推し評”を得たのが27歳のロナルド・アクーニャJr.外野手だ。2019年4月にブレーブスと8年1億ドル(約156億3200万円)プラス2027年と2028年は球団オプション付きで契約延長し、スター選手の仲間入りを果たした。今季は怪我の影響で49試合出場にとどまったものの、昨年は球界史上初となる「40-70(40本塁打&70盗塁)」を達成しMVPを獲得。不運な怪我で欠場することもこれまで多かったが、試合に出れば確実に結果を残す球界屈指の才能が評価されたようだ。
(Full-Count編集部)