<創価大・青学大>優勝監督インタビューで感極まる安藤監督(撮影・木村 揚輔)
◇明治神宮大会 大学の部決勝 青学大7―3創価大(2024年11月25日 神宮) 【写真】<創価大・青学大>勝利し、インタビューで観客席に向かって叫ぶ青学大・佐々木(左から2人目)(撮影・木村 揚輔) 青学大が創価大を破って初優勝。春秋のリーグ戦、全日本大学野球選手権を合わせた史上5校目の4冠を達成した。 負けないエースが偉業達成へ導いた。先発した152キロ右腕・中西聖輝投手(3年=智弁和歌山)は8回2失点と好投。初回こそ失点したが2回以降は無失点に封じてチームを優勝へ導いた。リーグ戦は2年秋にデビューを果たすと通算19試合に登板して8勝負けなしと無双状態。今大会も初戦の先発を任されると散発3安打で7回1/3無失点。負け知らずのまま最終学年を迎えることとなる。 打ってはケガのためベンチスタートだったロッテからドラフト1位指名を受けた西川史礁外野手(4年=龍谷大平安)が、9回2死から代打で登場。大学最後の打席は見逃し三振だった。 試合後のインタビューで青学大・安藤寧則監督は「今までこの神宮大会で優勝したことがなくて、昨年も4冠に王手をかけて決勝で負けたんですけど、今年はこの4冠優勝。本当にこう、扉をこじ開けて掴み取ってくれた学生たちに感謝です」と語った。 さらにコロナ禍の影響を受けた4年生について問われると感情があふれ、涙が止まらなくなった。18秒も言葉を詰まらせた後、「コロナ禍で色々手がかかった学年ではありましたけれども、本当に有終の美を飾れた。チームが一枚岩で頑張ってこれたことがこの結果になったと思います。4年生に感謝です」と話した。
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