河合優実、TAMA映画賞最優秀女優賞「痛み増え続ける世界で物を作ることが…」 – スポーツ報知

女優の河合優実が30日、東京・パルテノン多摩で行われた「第16回 TAMA映画賞授賞式」に出席し、最優秀女優賞を受賞した。

「ナミビアの砂漠」「あんのこと」「ルックバック」「四月になれば彼女は」の演技が高く評価された。

22年に同映画賞の最優秀新進女優賞を受賞しており、2年ぶりのカムバックに「すてきな賞をいただき、ありがとうございます。(出演作に携わった)みなさんのことを誇りに思いますし、感謝したいです」とトロフィーを手に笑顔を見せた。

今後の抱負について「ガザやウクライナで起きていることだとか、どう考えても痛みみたいなことが増え続けていると感じている。そういう世界で、ものを作ることがどういう働きかけになるのか考え続けて行きたい」と真摯(しんし)な思いを口にした。

同賞は、「夜明けのすべて」の上白石萌音も受賞した。

◆受賞一覧

▼最優秀作品賞「夜明けのすべて」「ぼくのお日さま」

▼特別賞 「ぼくが生きてる、ふたつの世界」「ルックバック」

▼最優秀男優賞 藤竜也、吉沢亮

▼最優秀女優賞 上白石萌音、河合優実

▼最優秀新進監督賞 「大いなる不在」近浦啓監督、「ナミビアの砂漠」山中瑶子監督

▼最優秀新進男優賞 松村北斗、齋藤潤

▼最優秀新進女優賞 森田想、早瀬憩

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