◆ラグビー ▽リーグワン第1節(22日、日産スタジアム) BL東京28(7―16、21―5)21横浜
リーグワン初の2連覇を目指すBL東京(旧東芝)が同4位の横浜(旧キヤノン)に28―21で逆転勝ちした。7―16で折り返した後半に3トライを奪った。
昨季王者が今季初戦で最大16点差を挽回し、白星発進を決めた。前半30分で0―16と劣勢だったが、前半終了間際にFB松永拓朗のトライなどで7点を返した。後半はフランカーのシャノン・フリゼル、SOリッチー・モウンガのトライで逆転。同23分に追い付かれたが、21―21の同30分にCTB真野泰地(27)が勝ち越しトライを決めた。
真野はCTBロブ・トンプソンの体調不良により、試合前日に先発が決まった。プレーヤー・オブ・ザ・マッチにも輝き「うれしい。タフな試合を勝ち切れたのは大きいし、昨年同様、いい流れになる」と胸を張った。苦しみながらも白星発進を決め、NO・8のリーチ・マイケル主将は「本当にきつかった。理想通りの戦いじゃなかったけど、それでも勝てて良かった。自信につながる勝利」と手応えを示した。